hyperuricemia 高尿酸血症・痛風

⾎液中の尿酸が多い状態で、7.0mg/dLを超えると⾼尿酸⾎症と診断されます。痛風発作の原因として有名ですが、動脈硬化の進展にも関与していることが明らかとなっています。食事療法がとても大事で、まずはプリン体の摂り過ぎを控える(ビール・卵・肉・魚に多く含まれる)ことで改善が期待できます。それでも高い数値が続く場合には、飲み薬の開始を検討します。なお、痛風発作を起こした場合には、まずは痛みや腫れを取り除く発作治療薬を開始し、改善が得られてから尿酸降下薬を検討します。これは、発作中に尿酸値を急激に下げると痛風発作が悪化する可能性が高いためです。